2012年3月26日月曜日

第54回病理学会関東支部学術集会に参加

 私たち病理診断科医の母体といってもよい日本病理学会ですが各地域に支部があり、山梨は関東支部会に含まれています。関東支部会は年に4回の学術集会が開かれており、3月24日に開催された54回支部学術集会に参加してきました。
今回は横浜です。
日時: 平成 24 3 24 (土) 
会場: 横浜歯科技術専門学校講堂 
世話人: 槻木 恵一 先生 (神奈川歯科大学 
1 特別講演: 腎盂・尿管・膀胱癌取扱い規約について 
    座長: 松嵜 先生 (君津中央病院病理診断科) 
    演者: 武藤 先生 (帝京大学医学部泌尿器科学)
         森永 正二郎 先生 (北里研究所病院病理診断科)
          2 レクチャー: 歯原性腫瘍 診断のポイント
                    座長: 窪田 展久 先生 (神奈川歯科大学附属病院病理診断科)
演者: 宇都宮 忠彦 先生 (日本大学松戸歯学部病理学)
          3  一般演題: 5
 pT1においては細胞異型度の判定によって治療方針が大きく変わるとのことです
(φ(..)メモメモ)
医療における病理医の役割の重要性を改めて感じます

細胞異型度が3段階(G1, G2, G3)から2段階(low grade, high grade)に変更
その経緯や規約に関する今後の課題などが解説されました




(恥ずかしながら管理人2号は歯原性腫瘍は苦手)

歯の発生に基づいて歯原性腫瘍を理解するというお話はわかりやすかったです。
これまでの知識を再整理することができました




一般演題(症例検討)に関しては口腔病理の先生方の発表が多かったです。
いずれも興味深い症例で勉強になりました。





会場では携帯歯ブラシ(歯間ブラシ、舌苔クリーナー、ようじ付)が無料配布!
十徳ナイフみたいなすぐれもの
今回の抄録集の最後のページには口腔の健康に関するまめ知識(歯ブラシの選び方、唾液の効用)も掲載されており、口腔病理・歯科である世話人の槻木先生のご配慮と思われます

世話人の槻木先生(右)
管理人2号がいつもお世話になっている林先生(左、横浜市立市民病院
と小山先生(中央、山梨県立中央病院)

挨拶する加藤教授
加藤教授は関東支部の支部長(病理学会理事)です
加藤教授の奥にいるのは高瀬先生(山梨医科大学卒の大先輩)


懇親会にはあの重慶飯店から料理が運ばれており、
東坡肉、エビチリ、マーボなど横浜中華を十分堪能しました




サボラズに勉強しにきて本当によかった♪
(ごちそうさまでした <(_ _)>




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