2013年2月25日月曜日

閑話: 写真撮影です ♪

今日はプロのカメラマンの出張撮影です
写真撮影の様子を紹介します

白衣姿
スーツ姿
姿勢や手の位置が細かく指示されます 
画像修正などは不要だそうです
カメラマンの技術のみでかっこよくとれるとおっしゃってました

顕微鏡の前で
プロの仕事は違いますね
加藤教授の魅力が伝わる素敵な写真が撮影されていました

近日中にあるところで公開されますので、乞うご期待です

※ ちなみに管理人2号もおめかししてこっそりと写真をとりました
(*^^)v

2013年2月9日土曜日

日本臨床細胞学会山梨県支部 総会・学術集会

先日、2月2日(土)、甲府市古名屋ホテルにおいて
第28回 日本臨床細胞学会山梨県支部総会・学術集会
が行われました!

病理診断は組織診 (histopathology)細胞診 (cytopathology) の2本柱から成り立っており、
それぞれのメリットを生かして診断にアプローチします。
いわば車輪の両輪のような感じです☆

臨床細胞学会山梨県支部は、細胞診断に従事する山梨県内の病理医、臨床医、細胞検査士、臨床検査技師など、多職種にわたるメンバーから成り立っています。
今回も各施設からの症例検討に加え、
細胞検査士、病理医の先生をお招きして、特別講演をしていただきました♪

多数の会員が参加しました☆

特別講演Iでは、
「Giemsa染色およびPapanicolaou染色からみた核腫細胞像の特徴」
と題して、獨協医科大学越谷病院 技師長の國實 久秋先生にご講演いただきました☆


國實先生には、体腔液の細胞診を中心として、
個々の細胞の所見をいかに丁寧にとるか、御講演いただきました。
次の日からすぐに使ってみたくなる実践的なお話で、会員からも大反響が寄せられました!

國實久秋先生

特別講演IIでは、埼玉医科大学国際医療センター病理診断科 教授 安田 政実先生に、
「卵巣腫瘍への細胞診的アプローチ -揺れ動く卵巣腫瘍の実像にも言及して- 」
と題して御講演いただきました。

それぞれの卵巣腫瘍の特徴的所見から、最新のトピックスまで、
本当にわかりやすく解説していただきました☆

近年、卵巣の漿液性腺癌の少なくとも一部は卵管(卵管采)のin situ carcinoma由来であると言われていますが、その根拠となるデータ、未だ不明な点・問題点などについて、フロアも含め熱いディスカッションがされました☆
安田政実先生

☆支部会会長の加藤先生☆

山梨大学病理からは、ポルトガル帰りの中澤匡男先生が、
上部消化管粘膜下病変に対するEUS-FNA材料における細胞像
について、発表しました!
緊張気味の中澤先生(^_^;)
消化管粘膜下腫瘍には、GIST、平滑筋腫、神経鞘腫など多くの組織型がありますが、それぞれの細胞像を比較検討した研究です。
県内で導入されている施設が少ない検査で、多くの質問が寄せられていました♪
中澤先生、お疲れまでした!


学術集会のあとは、美味しい料理、お酒とともに、懇親会で盛り上がりました~☆
施設間の相互交流という意味でも、とても意義深いものとなりました♪

産婦人科医、病理医、細胞検査士・・・
多職種ですが共通点が!!
みんな、198●年生まれの同い年でーす(^^)v

このたび日本臨床細胞学会山梨県支部では、ホームページを開設いたしました(^^)v
ぜひご覧になってください☆