2012年10月30日火曜日

IAP第4回日本―台湾スライドカンファレンス

去る、10月26日、27日は国際病理アカデミー (IAP) 日本支部による、
IAP第4回日本―台湾スライドカンファレンスでした。

このカンファレンスは日本と台湾で2年に1度交互開催され、
両国の病理医による熱い症例検討が行われます!
本年は日本での開催となり、東京有明の癌研究会癌研究所で行われました!

人体病理学講座 教授 加藤良平 先生がIAP日本支部の常任幹事であり、
日本支部事務局も人体病理学講座にあることから、
山梨大学からも大石、近藤先生、加藤先生の3人が参加しました♪


近藤先生は第2例目の耳下腺腫瘍の討論担当でした。
座長から「比較的やさしい症例で…(?!)」と前置きされて、苦笑いです(^_^;)
実際は、Sialolipomaか、lipoadenomaかでフロアでも意見が分かれ、
盛んにディスカッションされました。

台湾の先生方の標本の読み方、論理的なプレゼンテーション、ペラペラな英語、
いずれも素晴らしく、もっと精進しなくては、と思うところ大でした。




症例検討とともに、ポスターセッションも行われ盛況でした!


日曜日のエクスカーションは、東京の名所観光でした♪
皇居、銀座、浅草、スカイツリーとおなか一杯のツアーでした!

といったわけで、大成功だった日台IAPですが、
これもひとえにホストである石川雄一先生をはじめとする、
癌研病理の先生方のサポートのおかげと思います。本当にありがとうございました!

2012年10月16日火曜日

第88回 山梨ぶどうの会を行いました!

10月13日(土)、山梨大学医学部附属病院病理部において、
第88回山梨ぶどうの会が開催されました☆


合計7題が提示され、盛んなディスカッションがされました♪
Angiomyofibroblastomaの稀なvariantといった希少例から、
 尿膜管癌といった頻度は少し低いけれど典型的な症例まで、
   レジデントにとってはどの症例もとても勉強になりました☆

皮膚生検の1例
また、今回のぶどうの会では、
現在病理診断科を選択中の研修医、井上朋大先生がデビューを飾りました♪
初期研修医でのぶどうの会プレゼンデビューは初めてでしたが、
準備も万全で、堂々とした発表でした☆



山梨県の人口は必ずしも多くないですが、
世界に数例という腫瘍がぶどうの会ではしばしば報告されます☆
今回も、一同「へぇーーー!」となう症例がいくつか報告されました!

次回のぶどうの会は、来年(2013年)1月、特別講師の先生をお招きしての会になる予定です♪

☆川崎朋範先生の留学壮行会を行いました☆

9月まで病理部副部長として、山梨大学の病理診断、特に乳腺病理を引っ張ってこられた、
川崎朋範先生が、10月15日よりイタリア・トリノ大学に留学することとなりました!

それに先立って、先日、川崎先生の留学壮行会を「居食や しゃれ」さんで行いました♪


加藤先生のご挨拶
「コバヤシ」エピソードが御披露されました(^_^;)

9月まで月曜担当として
コンビで診断を担当されました
川崎先生は乳腺病理が専門で、特に神経内分泌分化を示す乳癌について研究されています。
今回もそのような神経内分泌をテーマに留学されるそうです☆
記念品(イタリアへのお土産??)
として、山梨大学ワインをお贈りしました!

留学の決意表明です!

管理人1号は月曜日の師匠として、乳腺のみならず各種臓器の診断を教えていただきました。
1年間いなくなってしまうのは本当に寂しいですが、ぜひお体に気を付けて留学生活をEnjoyしていただきたいと思います(^_^)

2012年10月10日水曜日

第88回 山梨ぶどうの会のお知らせ


すっかり秋ですね♪
山梨の秋はぶどうなしに語れません!
そして、山梨の病理はぶどうの会なしに語れません!!
山梨ぶどうの会は、山梨県下の病理医による診断検討会です。


第88回目(縁起が良いですね!)となる今回は、
山梨大学医学部附属病院病理部での恒例の症例検討会を行います♪


第88回 山梨ぶどうの会
日時: 1013日土曜 午後3時~
場所: 山梨大学医学部附属病院 病理部

今回は、頭頚部、皮膚、血液、内分泌など多彩な7例がエントリーされております!



会員間ではHE標本が配布されていますが、
どれも一筋縄ではいかない症例ばかりです(^_^;)

診断のトレーニングになりそうな比較的珍しいけれど典型的な症例から、
生涯1度診断するかどうかの希少例まで、密度の濃い検討会になりそうです!!

♪皆様どうぞ奮ってご参加ください♪