行先は、日本ベクトン・ディッキンソン(BD)さんの、東京テクニカルサポートセンターです。
フローサイトメーター(細胞の分析、選別をする機械)の技術講習会に参加してきました。
とにかくカッコいい、快適なオフィスでした |
造血器腫瘍においてはもう必須の検査の1つになっていますが、
最近では固形腫瘍の研究でも用途が広がっています。
☆これはマスターするしかない!!☆
と新しい物好きの2人で勇んで講習を受けてきました!
(FACS自体は歴史ある装置なのですが…(^^;))
今回の講習は、山梨大学に導入されている機種、FACS Caliburのベーシックトレーニングでした。
ほとんど素人の2人でしたが、フローサイトの理論から実際の操作まで丁寧に教えていただきました。
2号先生は留学先で操作だけはしたことがあったようです
かねてからフローサイトに興味があった1号ですが、
本格的に操作するのは初めてでした
後ろにある白い箱のような装置がフローサイトメーターです。
箱の中で処理されているため実感がわかないですが、
中で起こっている原理・現象といい、出てくるデータの情報量といい、ほんとに大発明品ですね。
実習では少し悪戦苦闘こともありましたが、大まかな操作を覚えることができました。
講習会の実習で得たFACSデータ(マウス脾臓)を自分で分析してみました
解析ソフトはフリーソフトWinMDI version 2.9です
(FlowJoが欲しい~)
黒の粒々が細胞に相当します
脾臓のリンパ球をT細胞とB細胞にきちんと分けることができています
病理診断の講習会も含めてこうしたトレーニングって、
終わった直後は、「明日からなんだってできるぞー!」っていう気になりますよね(笑)
でもやっぱり基本を身に着けたら、「習うより慣れろ」ですね!
どんどん活用していけたらと思います(^^)v