先日、2月2日(土)、甲府市古名屋ホテルにおいて
第28回 日本臨床細胞学会山梨県支部総会・学術集会
が行われました!
病理診断は組織診 (histopathology) と細胞診 (cytopathology) の2本柱から成り立っており、
それぞれのメリットを生かして診断にアプローチします。
いわば車輪の両輪のような感じです☆
臨床細胞学会山梨県支部は、細胞診断に従事する山梨県内の病理医、臨床医、細胞検査士、臨床検査技師など、多職種にわたるメンバーから成り立っています。
今回も各施設からの症例検討に加え、
細胞検査士、病理医の先生をお招きして、特別講演をしていただきました♪
多数の会員が参加しました☆ |
特別講演Iでは、
「Giemsa染色およびPapanicolaou染色からみた核腫細胞像の特徴」
と題して、獨協医科大学越谷病院 技師長の國實 久秋先生にご講演いただきました☆
消化管粘膜下腫瘍には、GIST、平滑筋腫、神経鞘腫など多くの組織型がありますが、それぞれの細胞像を比較検討した研究です。
県内で導入されている施設が少ない検査で、多くの質問が寄せられていました♪
中澤先生、お疲れまでした!
学術集会のあとは、美味しい料理、お酒とともに、懇親会で盛り上がりました~☆
施設間の相互交流という意味でも、とても意義深いものとなりました♪
國實先生には、体腔液の細胞診を中心として、
個々の細胞の所見をいかに丁寧にとるか、御講演いただきました。
次の日からすぐに使ってみたくなる実践的なお話で、会員からも大反響が寄せられました!
國實久秋先生 |
特別講演IIでは、埼玉医科大学国際医療センター病理診断科 教授 安田 政実先生に、
「卵巣腫瘍への細胞診的アプローチ -揺れ動く卵巣腫瘍の実像にも言及して- 」
と題して御講演いただきました。
それぞれの卵巣腫瘍の特徴的所見から、最新のトピックスまで、
本当にわかりやすく解説していただきました☆
近年、卵巣の漿液性腺癌の少なくとも一部は卵管(卵管采)のin situ carcinoma由来であると言われていますが、その根拠となるデータ、未だ不明な点・問題点などについて、フロアも含め熱いディスカッションがされました☆
安田政実先生 |
☆支部会会長の加藤先生☆ |
山梨大学病理からは、ポルトガル帰りの中澤匡男先生が、
上部消化管粘膜下病変に対するEUS-FNA材料における細胞像
について、発表しました!
緊張気味の中澤先生(^_^;) |
県内で導入されている施設が少ない検査で、多くの質問が寄せられていました♪
中澤先生、お疲れまでした!
学術集会のあとは、美味しい料理、お酒とともに、懇親会で盛り上がりました~☆
施設間の相互交流という意味でも、とても意義深いものとなりました♪
産婦人科医、病理医、細胞検査士・・・ 多職種ですが共通点が!! みんな、198●年生まれの同い年でーす(^^)v |
このたび日本臨床細胞学会山梨県支部では、ホームページを開設いたしました(^^)v
ぜひご覧になってください☆
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